男の子3人のシングルマザーのあれこれ

母→昭和60年生まれ 趣味は、お出かけ、ダイエット、ネイル  長男→平成17年生まれ 趣味は、音楽、ゲームサイクリング  次男→平成19年生まれ とりあえずじっとしていられない性格 三男→平成20年生まれ 家大好き、ユーチューブ大好き 白のトイプードル♥  4人と一匹でバタバタと慌ただしく毎日を過ごしてます

人の心を暖かくする

先日仕事で心暖かくなる出来事がありました

 

仕事柄作業療法士の先生と会う機会があり、先日作業療法士の先生の研修を受けました。

とても面白い研修で、あっという間に研修時間が過ぎました

研修終了後世間話の中で、ほんの一瞬我が家に不登校の子が居ることを話しました

それから数日が過ぎ再度作業療法士の先生と会った日の事

作業療法士の先生が帰り際事務所にいる私をわざわざ探しに来てくれて

「あーいたいた!!実は昔うちの子供も不登校だったの!だから気持ち凄くわかるよ!この本読んでみてー」

と満面の優しさ溢れる顔で1冊の本を貸してくれました。

 

あーこの先生私がほんの一瞬喋った事を覚えててくれて私の事を思って本までもってきてくれたんだと思うと、その一瞬で心が凄く優しい気持ちで包まれてなんだか涙が溢れそうになりました。

 

相手の気持ちを考えてとった行動はこんなにも一瞬で相手の気持ちを暖かくさせるんだなーということも知りました。

 

 

中二の長男が産まれたばかりの頃。

その頃元旦那の仕事の都合で、誰も知り合いがいない兵庫県で初めての出産を迎えました。

長男は口唇口蓋裂という個性があり産まれてきました。

3ヶ月目で1度目の手術を受けるまで見た目が少し違いましたが、初めての我が子、それはそれは可愛くて私は何も気にしないで長男を連れて外を歩きました。

時にはびっくりしたような顔をして、息子の顔を見るような人もいましたが私はそんなの全く気になりませんでした。

そんなある日息子の病院受診のため息子と2人バスに乗りました。

すると1人のおばさんが

「可愛いねー」

と話しかけてきて来ました

私は嬉しくてそのおばさんとバスに乗ってる間色々な話しをしました

北海道出身でこっちに知り合いがいない事など世間話しを色々しました

おばさんが私より先に降りる寸前

「話せてたのしかったよ、何かあったらいつでも電話しておいで」

と自宅の電話番号を書いた紙をくれたのでした

 

バスでたまたまあった名前も知らない私に自宅の番号を教えてくれたおばさん

 

まだ20歳だった私は電話する勇気が出ずお礼を言うことすらできなかったのですが

そのおばさんの優しい気持ちで

妊娠6ヶ月で兵庫県に引越し

右も左も分からない土地での生活

誰も知り合いが居なく

息子が産まれてからは心細い気持ちを強く持とうと頑張ってきた肩の力がスーッと軽くなったのを今でも覚えている。

 

私も一応先生と呼ばれる仕事を今はしています

 

私も人の心を優しくできる先生になりたいなと最近改めて思いました